賃貸トラブル相談室報道局(新館)

個別相談・情報提供窓口 ご気軽にどうぞ。 abc0120555@yahoo.co.jp

家賃負担率はいくらか?

アパートを借りる時には、「家賃+礼金+敷金+保証料+家財災保険料+仲介手数料+その他」などの諸経費が掛かりますので、結構な出費になります。今日は、この中で「家賃」の占める割合は、給料の○○%が適正なのか考えて見ました。

2013年の国税庁の調査によると、サラリーマンの平均年収は414万円という結果が出ている。この金額は手取りではなく支給額です。そのため、年金や保険、所得税などを引くと手取りの金額はもっと下がる。414万円の場合、ざっくりだが280万~300万となるので、月の手取りは25万円程度が平均という事になる。

しかも、これは男女の合計額平均額でもあるので、手取り平均は「男性平均450万」「女性平均250万円」位と考えられます。月給に直すと「男性30万」「女性16万」ボーナスは各2ヶ月でしょう。

よく雑誌などに、家賃は給料の25%~30%以内が適正であるような記事を見かけますが、それは本当でしょうか?

私の見解では「手取り家賃の20%以内」が適正であると考えるべきでしょう。借りる時に、「ボーナスも含んだ金額」で計算する方もいますが、ボ-ナスは確実に支給される性質の物ではないので、外して考えましょう。

これらの事から「男性は月額60,000円」「女性は32,000円」以内が適正だと言えますが、なんか女性側から「家賃3万のアパートなんか無い」とか「セキュリーティーの問題がある」などの抗議が来そうですが、確かに3万円のアパートじゃ治安も悪いと考えられます。

だから、女性の独り住まいの場合は、「オートロック付きマンション」とかになる訳ですが、そうすると家賃は必然的に、6万~は掛かるので、負担率は40%になり、家賃滞納を起こすことになります。

なぜなら・・・家賃以外に、下記の生活費も掛かるのです。

食費(3万円)
光熱費(2万円)
携帯代(1万円)
保険代(1万円)
被服代(2万円)
娯楽費(2万円)
貯金(1万円)
医療費など・・

計12万円+家賃3万=15万

これは、最低限の生活費でしょうから、これ以上削るのは、かなり厳しいでしょう。保証会社によっては、手取給料の40%までならOKと言うところもありますが、こうなると自力収入だけでは、必ず破綻するでしょう。

見栄を張って、マンションに住んでも、生活費がカスカスでは、どうにもならないのです。それよりアパートはボロでも、精神的余裕のある方が良いと思いませんか?

当相談所に来られる方の80%は女性ですが、女性の借りている、平均的な家賃は、63,000円です。まあ、確かに普通の小奇麗なアパートを借りるのならば、この位の家賃は掛かりますが、これですと夫婦共稼ぎ以外は、基本的に無理です。

つまり、私に言わせると経済力が無い方は、無理して独立するのは好ましく無いと思います。しかし、女性の中でも500万~600万の年収がある方もいるので、一概には言えませんが、こう言う方は、ごく一部の例外的な存在に過ぎません。

家賃滞納者の割合ですが、①1ヶ月滞納は全体の4% ②2ヶ月滞納は3% ③3ヶ月滞納は1% と言われていますので、ほとんど方は滞納はしていないのですが、実態は親族に援助を受けて助けてもらっている場合もあるでしょうね。

どうぞ、参考にして下さい。

個別相談窓口
下記のアドレスで受付けておりますので、ご気軽にどうぞ。

abc0120555@yahoo.co.jp