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裁判官に怒られる保証会社のお話し。

こんにちは。

今日は朝早くから、群馬県高崎市にある、高崎簡易裁判所に出向いて来ました。今回の裁判は、過去のブログに書いた事件の審理が行われました。

 

過去ブログ

保証会社と裁判中の話

http://ameblo.jp/torabur/entry-12259390430.html

 

 

この裁判の争点は、賃借人の住んでいるアパートが、破損しているようで、雨漏りが激しくて、

とても生活できる状況では無いので、賃料の支払いを拒否したのですが、大家が、それでも「賃料を支払ってもらいたい」として、大家が保証会社に立て替えをを依頼してしまい、保証会社も、賃借人に事情を聞かずに、代位弁済を行ってしまい、賃借人に対して、「立替金を弁済しろ」と訴訟を起こして来た事件です。

 

よって・・・・

 

原告は、保証会社

被告は、賃借人(入居者)

 

こう言う構図になっています。

 

もちろん、私は当事者ではありませんので、裁判にも参加できないので、傍聴席の一番前で見ておりましたが、被告となってしまった相談者さんに対して、アドバイスだけはしておきました。なにせ、相談者さんは、素人さんであり、相手は保証会社の法務関係の方ですから、プロでしょうから、何も対策がなければ完封負けもありえます。ゆえに、この裁判は、私に取っても「絶対に負けられない戦い」なのです。この裁判で負ければ、今後の類似裁判に影響を残す重要な事件だからです。

 

そして、裁判開始と時間となりました。

 

・保証会社の主張

→原告(保証会社)は、保証委託契約に基づいて、被告(賃借人)が滞納した36万8千円を、大家へ支払った。よって、賃借人は、この契約に同意しているのだから、原告に弁済するのが当然である。

 

・賃貸人の主張

→被告は(賃貸人)は、賃料を支払っていない事は認めるが、これは原告の主張する滞納ではない。なぜなら、賃借人は賃料を支払うことで、建物設備を正常な状態で使用する権利を有している。さらに、賃借人は大家に対して、修繕の依頼を再三に渡り行っているが、大家は修理を行わずなかった。よって、大家は「賃料を受け取る変わりに、建物設備を正常に使用できるように維持管理する義務」があるが、これらを行わない事は、大家の債務不履行に該当するから、賃料の滞納は存在しない。

 

・保証会社の反論

→保証委託契約書によれば、保証会社が立て替えた場合は、賃借人は直ちに弁済するとした契約書●●条●項に記載されており、賃借人も署名し、これに合意しているとして、証拠資料を裁判所に提出した。

 

・賃借人の反論

→原告の主張する保証委託契約書には、合意し署名した事は認めるが、合意するに当たっては、双方が公序良俗および、信義則にそって、合意したものである。つまり、契約書に記載があれば、すべてが認めれれるべきでは無く、あくまで、一般的道徳観念を主眼としているのであるから、原告(保証会社)の主張は誤りであり、認められないので、被告は支払う義務は無いです。

 

ここから、いろんな応報がありましたが、

30分後・・

 

裁判長から、お言葉が・・・・・

 

原告!!(怒り気味)

この請求は、無理なんじゃありませんか?

このまま、新たな証拠でも無い限りは何回も審理を続けることは困難ですね。、

被告が大家に立て替えて欲しいと言った、新しい証拠はあるんですか?

 

保証会社→証拠はありません。(泣)

 

裁判官→次回期日までに、新証拠が無ければ、打ち切りにしますので。

 

この、裁判官の一言が効いたらしく、保証会社の担当者も、しょんぼりしてましたね。

 

このまま行けば、間違いなく「原告の請求を棄却する」「訴訟費用は原告の負担とする」の判決が次回には出るでしょうね。

 

ああ~今日は気分が良いから、高崎の名物料理を食べて帰りました。

 

 

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