賃貸トラブル相談室報道局(新館)

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保証会社の資金力について。

保証会社の売り上げ規模は、大小様々ですが、一部の保証会社は、売り上げを公表していません。

 

大手と呼ばれる保証会社は、ずばり、信販系の保証会社と言うことになります。なにせ、バックには金融機関が付いているので、資金調達が楽なのです。

 

参考までに・・・

オリエントコーポレーション  主要株主 みずほ銀行     持株比率 48%

セディナ              主要株主 三井住友銀行(SMBCファイナンシャル)

アプラス              主要株主 新生銀行

ジャックス             主要株主 三菱東京UFJ銀行 

 

売上高は、いずれも、1兆5千億円~3兆5千億円と思われます。 これだけの立て替え払いが出来るのは、バックに付いてる銀行の資金力ですから、6カ月の家賃滞納くらいでは、ほとんど督促電話は来ません。来るのは、コンビニで支払うことが出来る、振り込み用紙だけです。

 

そして・・・準大手と言われているのが、厳しい督促で悪評高い、下記の保証会社です。

 

日本賃貸保証     売上高  107億  (資本金8億)

日本セーフティー   売上高   100億  (資本金1億)

CASA          売上高     非公開  (資本金13億)

全保連          売上高  98億 (資本金5億)

 

準大手とランク付けをされても、上位の信販系保証会社と比較してしまいますと、売り上げ高も比較になりません。 準大手でさえ、こんな状況ですから、その他の保証会社なんて、吹けば飛ぶような会社と言えるでしょう。

 

また、別の角度から見ますと、「日本賃貸保証」と「日本セーフティー」は、自己資本率が高くいので、比較的安定していると言えます。日本賃貸保証に対するクレームは少ないところを見ますと、早期に保証業界に参入したので、比較的に良い客層を獲得していると言えます。

 

その、一方で、日本セーフティーは、悪質で過酷な債権回収でも、訴訟を起こされてたりしており、また、警察沙汰事件が多い会社ですが、これだけの売り上げがあるのは「入居審査がほとんど無審査」+「連帯保証人」を用意させる事で、貸し倒れが少ないと考えられます。

 

こうして、分析してみると、保証会社の特徴が見え隠れして来るのです。

 

私の個人的見解として、準大手~その他の保証会社は、資金繰りが厳し伊状況である事は間違いありません。だから、5万円を滞納しただけで「早く払え!」「出ていけ!」となる訳です。

 

一見すると、売り上げ100億円って、すごいと感じる方もいるでしょうが、「売上げ=利益」ではありません。売り上げから、人件費やら事務所代、通信費などの諸費用も考えますと、最終利益は10億円もあれば良いレベルです。

 

この保証業界は、ライバル社が多くあり、契約の取り合いなので、少しでも評判が悪くなったりすると、直ぐに取扱い禁止になってしまうので、常に新規開拓先を探さねばなりませんが、すでに飽和状態ですから、後は、生き残りをかけて、コマを取るだけです。

 

類似した業界では「サラ金業界」がありますが、サラ金業界は、バックに銀行が付いているので、圧倒的な資金力です。どこのサラ金もそうですが、仮に30万円の融資を受けて、期日に返済できない場合でも、金利の数千円を支払えば、喜んで1カ月は待ってくれます。

 

それなのに、保証会社ときたら、保証料も前払いしているのに、わずか5万円の立替金でも、急いで回収しないと、運転資金が回らないのです。

 

こんな自転車操業の保証会社は、この業界に参入するべきではありません。