賃貸トラブル相談室報道局(新館)

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不動産屋はよくウソをつく 他業界に比べて小さいウソへの罪悪感

【賃貸業界の秘密】

どういうわけか不動産業界はウソをつくことへの罪悪感が、他の社会に比べて小さいように思える。 業者同士の取引の場合は「だまされた方が悪い」というのが常識化している。彼ら同士で勝手にやっているのならいい。しかし、一般消費者をだますのはよくない。

 

 例えば、アパートを探して不動産屋に行くと、最近は大手のフランチャイズ店が目立つ。

アパマンショップ」「エイブル」「ミニミニ」などが多くある。こうした、不動産店は、看板は大手のチェーン店を名乗っているが、中身は個人経営の不動産屋である。そう、コンビニ店の仕組みと同じなのだ。

 

店内は清潔に保たれているお店も多くあり、内装も似ているから、これはフランチャイズ本部の指導なのだろう。店内に入れば、きれいなお姉さんがカウンターに座っており、いつもニコニコ笑顔を振りまいてるイメージである。

 

もうひとつは、昔ながらの不動産屋さんであり、昭和の匂いがプンプンするお店である。狭い店内には、50過ぎの無愛想なオジサンが座っていて、新聞とかテレビを見ている事も多いし、なぜか可愛いワンちゃんが、歩き回って店内飼育されている店も多い。

 

私も経験では、有名フランチャイズ店の方が、「平気でウソをつく」方が圧倒的に多いと感じている。店頭の広告物件には、おとり物件もチラホラ・・・店内に入ってから、名前や住所を記入すると、希望条件をお姉さんが聞いてきます。

 

こちらも、「●●駅から、徒歩10分以内」「日当たりの良い物件」「家賃は8万円以内」など、希望条件を伝えると、何件かの物件チラシを見せてくれます。 店員さんが言うには「この物件は他のお客さんからも内見の申し込みが来ているので、今日なら間に合いますよ」などと、言って即決を進めて来ますが、これはほとんどウソなのです。

 

そう、早くしないと売り切れちゃいます商法なのです。それだけでは無く、こうして優先的に進めて来る物件は、「入居者が決まらない」物件が多いと言っても過言ではありません。それでは、不動産屋さんは、なぜ、こう言う物件を優先して進めるのでしようか?

 

多くの、読者のは、ご存知かと思いますが、不動産業者は、貴方に、物件を仲介する事により仲介手数料を得ています。それでも、なぜ・・この物件を強く進めて来るのか考えて見ましょう。

 

不動産屋さんは、宅建業法により、受け取れる報酬が法律で決まっているのです。正式には、賃貸の仲介手数料は賃料の50%までしか受け取れませんが、実際は賃料の1か月分を受け取っています。つまり、本当は「申込者から50%+大家から50%」なのですが、これをごまかして、申込み者から、100%取っているのです。

 

そして、さらに、入居率が悪くて、空室の多いアパートの大家さんは、アド(広告料)を別途として(賃料の1~2か月)を支払っているので、不動産屋としては、こう言う実入りの多い物件を先に紹介して来るのです。

 

くれぐれも、店員さんが「あなたに為に、一生懸命に物件を探してくれる」事は無いのです。

どんなニコニコ笑顔でも、仲介だけ完了すれば、あとは用無しなのです。仲介するまでは、お客様であり、それ以降は他人なのです。

 

さてさて、もう一方の、昭和情緒があふれる、町の寂れた不動産屋さんですが、この手の業者は、地元で50年とか営んでる業者です。ガラスに貼り付けてある物件広告も、数年前に貼り換えたままで、黄色く変色しているのも珍しくありません。

 

でも、この手の業者は、大家さんとは付き合いが深く、いろんな情報を持っている場合が多いです。つまり、大家との信頼関係が厚いので、新しいフランチャイズの不動産屋でも切り崩せない部分があるのです。

 

だから、こう言うような、不動産屋さんには、「保証会社なし」とか「保証人がいない」とか、賃料を下げて欲しい」「敷金を負けて欲しい」「礼金をなしにして欲しい」などの、条件を伝えると、アパマンでは、「保証会社加入必須」だったのが、平気で無しになったりします。

 

この手の不動産屋さんは、段々と世代交代により減少していますが、探せば、まだまだ存在します。こうした業者さんは、フランチャイズ店のように、杓子定規のように、規則に当てはめ無い場合も多いです。ですから、業者さんはを上手に使うと良いでしょう。

 

まさに「義理人情の浪花節」タイプですからね。 個人的に付き合って見ると、気の良い親父も多いです。

 

どうぞ、お部屋さがしの参考にして下さい。