本日は、いろいろと違法行為を起こしている、カプコエージェンシーで発売している「一棟まるごとれんぽっぽ」と言う商品がありますが、この商品の違法性を指摘したいと思います。
カプコエージェンシーに関する過去のブログ。
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【保証会社】カプコエージェンシーが訴訟される。
●通常の保証委託契約とは・・
読者の皆さんも、ご存じだと思いますが、一般の保証会社と契約するには「賃借人と保証会社」の間で、「保証委託契約」が必要です。こうした契約を行うことにより、賃借人が賃料滞納を発生させた場合に、保証会社が賃貸人に対して、立て替え払いをする内容である。
●一棟まるごとれんぽっぽの商品概要
この商品の特徴は、アパートやマンションなど、管理会社の承諾だけで、「一棟まるごと契約させる」のです。つまり、現段階で、すでに入居している賃借人に対しても、全世帯が、強制的に対象となる訳です。そうして、無権利者であるカプコエージェンシーが督促業務を行うことは、完全な弁護士法違反となります。
つまり、カプコが、大家や管理会社と、どんな契約を行ったとしても、すでに入居して賃借権を得ている賃借人には無関係な話なので、騙されないようにしましょう。
そもそも、こうしたアパートには、いろんな形で入居しているいますが、形態はさまざまです。
①入居時に、連帯保証人を立てて賃借している方。
②入居時に、他の保証会社と保証委託契約して賃借している方。
③入居時に、連帯保証人+保証会社の両方を立てて賃借している方。
④入居時に、保証人関係を一切立てずに、敷金を上乗せして賃借している方。
などなど・・・多種多様な契約形態があります。
これらの契約形態があるにも、関わらず、従前の契約形態を、一方的に破棄して、保証契約をさせる手法なのです。
●現入居者(賃借人)は、すでに賃借権を得ている為に、こうした追加契約には、一切応じる義務はありません。こうして追加契約に応じない場合でも、賃貸借契約解除などは、法的にも認めれれる事はありません。それがオーナーチェンジや管理会社変更でも同じです。
つまり、カプコエージェンシーは、賃借人(入居者)と保証委託契約を結んでいないにも、関わらず、管理会社から「保証契約を結んだ」として、滞納賃料の取り立てを行っている訳です。
下記の予告状を、玄関ドアに貼り付けられ、知らぬ間に家財道具一式を、廃棄処分された方も、このカプコエージェンシーとは、一切契約もしておらず、管理会社からも、なんの通知も受けておりません。
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他の入居者にも、滞納している事実を、告知して、恥をかかせて嫌がらせをする手法です。
つまり、賃借人にしてみれば。初めて「カプコエージェンシー」と言う社名を聞いた訳です。
なにせ、自宅に、全く知らない業者が押し掛けて来て、家財道具を廃棄して行く訳ですね。
こんな、不法行為は許される訳もなく、断じてあってはなりません。
こうした、違法行為は、どんな処罰が下されるのでしょうか?
今回の場合は、無断で室内に侵入し、家財道具を廃棄した訳ですから・・・
③家財道具を運び出す。→住居侵入罪。窃盗罪(10年以下の懲役又は50万円以下の罰金)+⑥弁護士法違反(2年以下の懲役又は300万円以下の罰金)となります。
①玄関先で大声を上げて脅迫する。→脅迫罪(2年以下の懲役又は30万円以下の罰金)
②玄関ドアをロックする→器物損壊罪(3年以下の懲役又は三十万円以下の罰金)
③家財道具を運び出す。→住居侵入罪。窃盗罪(10年以下の懲役又は50万円以下の罰金)
④立ち去るように指示しても居座る→不退去罪(3年以下の懲役または10万円以下の罰金)
⑤覚書や念書等などの書類を書かせる→弁護士法違反(2年以下の懲役又は300万円以下の罰金)さらに、強要罪(3年以下の懲役。未遂罪であっても同じく3年以下の懲役)
⑥無権利者による債権回収(弁護士法違反(2年以下の懲役又は300万円以下の罰金)
当相談所としては、このカプコエージェンシーは、かなり悪質である事から、このまま放置する事は出来ないと判断しており、検察庁への刑事告発も含めた対応を検討しています。
カプコエージェンシーに関する苦情がありましたら、ぜひお知らせください。
個別相談窓口
下記のアドレスで受付けておりますので、ご気軽にどうぞ。
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