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【裁判】カプコエージェンシーに対する判決文

こんにちは。

 

悪徳保証会社、カプコエージェンシーに対する裁判が行われ、130万円の損害賠償支払いが命じられた事は、前回のブログで書きましたが、判決文を入手しましたので、抜粋して公開します。

 

 

 

 

事件の概要

原告は、大家より物件を賃借した。 また、合わせて、被告 カプコエージェンシー(以下、保証会社と言う)とも、保証委託契約を締結した。その後、賃借人は、賃料滞納を発生させた為に、保証会社が、安否確認として、大家から室内カギを借用し、住居内に入った。そして、室内に設置されていた家財道具を搬出しすべて廃棄した。

 

原告(賃借人の主張)

仕事から帰宅すると、室内の家財道具が、すべて無くなっていた。また、金庫に保管していた、現金60万円も消失していた。こうした状況に付き、大家に問い合わせたところ、大家から、保証会社に対して、室内カギを交付した事実が確認された。家財道具は、賃料滞納とは無関係であり、あくまで個人財産であるので、これを無断で処分した事は、財産権の侵害であるから、家財道具をおよび60万円の返還を求めた。

 

被告(保証会社の主張)

家財道具を廃棄したのは、会社としての指示では無く、社員が勝手にやった事であり、会社側には過失はない。また、原告の主張する、60万円が入っていた金庫に、現金は、最初から無かった。よって、会社は一切の責任を負わない。

 

裁判所の判断

原告の主張する、金庫内に現金60万円があったとする証言は、客観的な証明は無い。しかし、被告(保証会社)は、金庫が存在していた事は認知しているのであり、その金庫を開扉していないと言う証拠も無く、また、金庫も返却されていない。そうすると、原告の、証人尋問による陳述には、客観的かつ、合理的に思慮すれば、金庫内には60万円程度の、金員があったと推認するのが妥当である。 よって、主文の通り判決する。

 

                 主文

1、被告(カプコエージェンシー)は、原告(賃借人)に対して、130万円を支払え。

 

2、被告は, 原告に対し,130万円及ぴこれに対する平成28年6月3日から. 支払 済みまで年5分の割合による金員を支払え。

 

3、原告は仮執行することが出来る。→これは、カプコの預金を差し押さえる事が出来ると言う意味です。

 

これが事件の概要ですが、メインは、保証会社の従業員が、60万円を廃棄または盗んだと判断した事です。一般常識で考えますと、金庫などの重量物があれば、開錠もしくは、破壊して、内容を確認するでしょう。推測するに、金庫を破壊してから、中身の60万円を窃盗したものと裁判所も判断したようです。この事件の主犯格である、訴訟された後に、すぐに行方不明となっております。

 

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