賃貸トラブル相談室報道局(新館)

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【原状回復費】フローリングの傷が心配な相談者さん。

こんにちは。

 

転居シーズンを向かえまして、原状回復費に関する相談が増えて来ておりますが、まあ、これは毎年のことです。

 

そんな中で、原状回復費が、いくらになるか、心配しすぎて、夜も眠れない相談者さんのお話です。

 

相談者さんによれば、フローリングに細かい傷を、付けてしまい、高額な修繕費が請求される可能性があるので、心配だそうです。

 

 

安いフローリングと言うのは、木質系の素材にワックスを塗っただけなので、キャスターなどの引き傷でも、簡単についてしまいます。つまり、こうした通常の生活に於いても、傷は付いてしまい、逆に無傷などはありえません。

 

また、アパートのフローリングの多くが、合板(ベニヤ板)の上に薄い板を張り合わせたものです。一見、本物のフローリングの様に見えますが、触ってみると、やはり人工的に造られた建材にすぎません。

 

本物のフローリングは、無垢材(1枚の天然木)でつくられおり、10年経つと、太陽光の日焼けやワックスで、表面に深みがまし、いい味わいを出してくれます。もちろん新しいお住まいも、暮らせば当然、傷もつき汚れます。そうなった場合でも、無垢の床材は、表面をやすりで簡単に削ることができますし、そのまま使えば、アンティークな風合いになります。

 

 

つまり、余程のキズを付けない限りは、経年劣化で押し通せませす。入居時にきれいだったワックスでも、半年も経てば、取れてしまいます。

 

そこで、相談者さんに対して、「いつ退去したのか?」と、尋ねて見ると、まだ、居住中であり、5月末の退去だそうです。

 

私としては、退去後の清算書が届いていない以上は、今から心配しても意味がありませんと助言をしましたが、それでも安心できないと言うのです。

 

退去の立会をして、納得がいかない部分が、少しでもあれば、サインを拒否すれば良いだけです。修繕費ではトラブルが多くありますが、「とにかくサインしない事です。」やたら、内容も確認せずに、サインしてしまい、後から後悔をする方が多いです。

 

今は、修繕費に関しても、保証会社が代位弁済をするケースが多いですから、サインしてしまうと、裁判になった場合も不利になります。

 

裁判所にして見れば、「書類の内容を確認しない方が悪い」と言うでしょう。

 

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