賃貸トラブル相談室報道局(新館)

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入居者の病死は、事故物件となるか?

高齢化の影響なのか、独居老人の入居者が死亡する事例が出てきました。

一般的には、病気により体調不良となり、自分で救急車を呼んで、そのまま緊急入院します。

 

そして・・・その後に病院で死亡というケースがほとんどですが、中には、自宅内で病死・自然死してしまう例もあります。

 

こちらで管理しているアパートでも、直近5年間で3名の入居者が亡くなりました。いずれも高齢の独居老人(男性)でした。

 

そのうち、2名は病院で死亡。

 

もう一人は、室内で死亡しておりました。この方には、ヘルパーさんが食事を作っているので、見回りも兼ねています。(土日除く)

 

このお爺さんには、家族もいるのですが、何らかの理由で別居しているようです。そんな中ですが、家族の方から電話があり、「お爺さんと電話連絡がつかない!」との事です。

 

なので、アパートまで安否確認に行って欲しいとの依頼です。そんな訳ですから、こちらも心配になってしまい、警察官にも通報して安否確認を行いました。

 

若い方の場合は、連絡が取れない場合でも、まず100%と言っていい位に、飲みすぎか遊び惚けて出ないだけです。

 

でも、今回の場合は、足腰の不自由な老人なので、出歩くことはありえないので心配なのです。だから家族の方も心配なのでしょう。

 

このお爺さんの部屋の前には、いつも定期的に紙おむつの配達があるようで、トイレも大変な様子でした。

 

そんな状況のなかで、警察官が到着しました。部屋のカギは預かっているので、開錠し警察官が入室すると、お爺さんがテーブルに伏せこんだ感じで死んでいたそうです。

 

そして、事故なのか・・・事件なのかを見極めるために、鑑識班?も来たりで大変でした。私の方は、事務所に戻ったのですが、数時間後に訪問してみると、すでに遺体はなく、警察も殺人などの、事件性は無いとの事でしたので、自然死と判断されたようです。

 

翌日ですが、アパートオーナーに状況を説明すると、いやな態度も見せずに、淡々と、「あ・・そうですか」とだけでした。

 

まあ、発見が早かったので、遺体が腐敗することも無くて、何の問題もなかったのです。

 

こうした、物件には遺品(家財道具)が残っているので、家族で引き取ってもらいたのですが、予定していた通り「受け取り拒否」です。

 

そんな訳で、オーナーさんから家財道具の廃棄処分代を受け取り、処分業者に委託します。

 

こうして、処分業者に引き取られた家財道具や家電製品は、平気でリサイクルショップに転売されて売られて行きます。お店の方も、まさか遺品だとは知る余地もなく分かりません。

 

また、購入した、お客さんは、どんな理由は知らないです。

あと、リサイクルショップって、タンス・テーブルなどは離婚物も見かけます。

新婚生活を夢見て購入したけど、短期間で離婚したので家財道具が不要になったのです。

 

だから、私は、リサイクルショップで家財道具なのは、気持ち悪いので絶対に買いません。

 

あとは、室内リフォームとハウスクリーニングをして終わりですが、こうした自然死物件は、事故物件とはなりませんので、告知義務もありません。

 

しかし、警察は来るわ・・・鑑識は来るわ・・・救急車は来るわ・・ですから、

近所の方からは、注目を浴びまくりです。

 

こうした事件があると、やじ馬が集まって来るんですよね。まったく迷惑です。

 

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