賃貸トラブル相談室報道局(新館)

個別相談・情報提供窓口 ご気軽にどうぞ。 abc0120555@yahoo.co.jp

いろんな特約(不当条項)賃貸借契約 大家の顔が見たい。

賃貸借契約書には、いろんな特約条項がありますが、こんな面白いとというか、常識を逸脱した契約書も珍しいです。

 

非常に貴重な契約書なので、読者の皆さんも見て損はありません。

 

・特約

f:id:torabur:20181012193831j:plain

 

この特約ですが、月額賃料23万円を滞納した場合、違約金として、132万円を支払うえと言うものです。こうした違約金を請求する事は、契約上も問題ありません。裁判になっても、裁判所は違約金が高すぎるとか、取り過ぎだかは判断しませんので、一見すると有効な特約に見えます。きっと大家さんも、こうした判例を知っているので設けた特約なのでしょうが、法人ならばいざ知らず、一般人を相手にしたこうした特約は、消費者契約法からも無効であると考えます。

 

f:id:torabur:20181012195109j:plain

 

第3条

賃料の支払いを7日以上延滞した場合は、大家は「玄関のカギを取り換える、賃借人の入室を拒否することが出来る。賃借人は、これに関して一切の異議意義を述べない。(契約書には意義と書かれているが、異議の間違い?)

 

つまり、「家賃滞納したら、鍵の交換して入れないようにするぞ!」と不法行為をすると予告している訳です。こうした特約は、賃借人の署名があっても無効なんですよね。そもそも公序良俗に反するのでアウトなのです。

 

鍵を交換してしまうと、入室できない期間も含めると、損害賠償20万~50万円と思われます。

 

どうぞ参考にして下さい。