2018-11-12 カプコエージェンシーの取立て カプコエージェンシ さて、今日は、悪名高い「カプコエージェンシー」のお話です。 この会社は、本社が名古屋に所在する、保証会社ですが、この親会社は、名古屋でプロパンガス会社、カニエJAPAN<カニエジャパン>を営む、めずらしい企業となっておりますが、取り立ての荒さは、日本セーフティーより乱暴と言っても良いかも知れません。 カプコエージェンシーの取立て(動画) www.youtube.com とにかく、取立ての為なら、法律なんか関係ないと言う姿勢を明確に示している会社ですね。 ①オートロックの強行突破は当たり前。 ②室内の侵入もやります。 ③家財搬出を勝手にやります。 ※違法な予告状 ※なぜ、違法なのか解説いたします。 連絡なき場合は、、近日中に家財道具の処分を行います」との記載があるが、保証会社ごときが、勝手にできず、必ず賃借人の同意書が必要です。また「家財道具の処分を行います」とありますが、家財道具は、あくまで個人の財産ですから、賃料滞納とは別の話であり、業者が搬出する事は出来ません。 つまり、この保証会社は、「これから犯罪を行うと予告している」訳ですから、極めて悪質な業者と言えるでしょう。 それでは、どんな犯罪に当たるのか書きます。 ,①玄関先で大声を上げて脅迫する。→脅迫罪(2年以下の懲役又は30万円以下の罰金)②玄関ドアをロックする→器物損壊罪(3年以下の懲役又は三十万円以下の罰金)③家財道具を運び出す。→住居侵入罪。窃盗罪(10年以下の懲役又は50万円以下の罰金)④立ち去るように指示しても居座る→不退去罪(3年以下の懲役または10万円以下の罰金)⑤強制退去させる書類を書かせる→弁護士法違反(2年以下の懲役又は300万円以下の罰金)さらに、強要罪(3年以下の懲役。未遂罪であっても同じく3年以下の懲役)⑥必要以上に支払いを求め、生活を脅かす→脅迫罪(2年以下の懲役又は30万円以下の罰金) 通告書によれば、賃貸人の委任を受けているとしていますが、そうであれば、依頼した賃貸人も、連帯責任であり使用者責任を課せられます。この手の訴訟は数多く起こされており、ほぼ100%の確率で、保証会社や賃貸人が敗訴しております。 私は、滞納者の味方をする訳ではありませんが、法律を守らない違法業者は大嫌いです。 そう言えば、保証会社の組合である「家賃債務保証事業者協議会」でも、この手の業者がいると、保証会社のイメージが悪くなるので、困惑している様子でしたね。 この親会社は、名古屋でプロパンガス会社、カニエJAPAN<カニエジャパン>ですが、社長も 注意しないと、本業どころの商売じゃなくなって破たんしますよ。 大家の皆さんも、ご注意あれ! カニエJAPAN<カニエジャパン>HP 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江新田字下芝切179番地 電話: 0567-95-2074 個別相談窓口・情報提供窓口下記のアドレスで受付けておりますので、ご気軽にどうぞ。abc0120555@yahoo.co.jp