賃貸トラブル相談室報道局(新館)

個別相談・情報提供窓口 ご気軽にどうぞ。 abc0120555@yahoo.co.jp

どうなるクリスマス判決 

判決言渡し予定

平成30年12月25日 午後1時15分     

地方裁判所で、賃料滞納による明渡訴訟が行われております。

 

この訴訟については、こちらも非常に強い興味をもっております。

 

明渡訴訟は、ずいぶんと傍聴して来ましたが、今回は意味が違うのです。

 

読者の皆さんは、「大阪高裁平成25年11月13日賃貸借契約解除判決」を知っていますか?

 

この判決は、保証会社が代位弁済をしたとしても、「滞納した事実は変わらない」として、大家さんの明渡訴訟を認めたものです。

 

www.nakashima-law.com

 

ただ、私の個人的な見解としては、この判決を出した裁判長は大誤審をしたと思っております。

 

つまり、賃借人が滞納して、それを保証会社・連帯保証人が払っても、滞納が継続すれば契約解除できるというのです。

 

息子が家賃滞納して、それを親が払った場合でも、契約解除できる訳です。

 

なんか変ですよね。しかも、大家さんは、経済的損失を受けていない訳です。

 

しかし、裁判で負けた場合は、あとから何を言っても、負け犬の遠吠えになってしまうので、現段階では、法曹界では、この判決はひろく認知されています。

 

保証会社による、なりすまし訴訟が、異常に多いのは、この判決例があるからです。

 

今回のクリスマス判決も、似たような事案ですが、裁判所の様子がおかしいのです。

 

地裁での、最終弁論は、10月15日で終結しており、判決を待つだけなのですが、通常は最終弁論日から、2週間~3週間で判決がでます。つまり、すみやかに判決が下されるというのは、「被告敗訴で、明け渡せ」と言う判決です。

 

普通であれば、「大阪高裁平成25年11月13日賃貸借契約解除判決」により、スムースに判決がでてしまうのです。

 

それに関わらず、本件では、判決までに10週間を要している事から、裁判所も、大阪高裁判決を採用すべきか、悩みに悩んでいると想像しております。

 

つまり・・・

阪高裁判決を採用すれば、被告は、本物件を明け渡せとの判決が出るでしょう。

 

阪高裁判決を採用せずの時は、原告(大家)の請求を棄却するとの判決が出る訳です。

 

どちらが、勝っても負けても、控訴は必至の状況です。

 

さあ、判決はどうでるか。

2018年、最後の裁判です。

注目です!

 

もし、被告が勝った場合は、なりすまし訴訟にも、影響を及ぼすことは必至です。

 

個別相談窓口

下記のアドレスで受付けておりますので、ご気軽にどうぞ。

abc0120555@yahoo.co.jp