稀にですが、「お金を貸してください。」と、わらをつかむ思いで、言ってくる方がおります。件数的には少ないですが、年間で3件ほどでしょうか。
こういう方は、もちろん家賃も滞納している訳ですが、中には、電気・ガスも止められている方もおります。
いつも思うのですが、こういう方は、「いわゆる食いつぶし型」貧困と言われ方です。
特徴としては、電気、ガスなどが止まるのが確実なのに、「絶対に働かない」のが特徴です。
アルバイトや日払い派遣にでも行けば、1週間で4万円程度は稼げるハズなのですが、それでも動かないのです。
まあ、貧乏であっても、借金さえなければ、なんとか暮らしていけるのです。
この手の方は、どんなに貧しくても、スマホはiPhoneを使っています。
なので、行き詰った方が、当相談室へも、「生活費を貸してください」と懇願して来ます。
現代ような、食べ物が豊富な時代には、飢餓による餓死などは、データーでは皆無と言えるでしょう。
つまり、「食事代もない」「3日も食べてない」と、嘆いている方は、米粒が無いのではなく、「外食する費用がない」という意味なのです。
とある男性でしたが、まだ、30代で若いのに、貧困で困っているという割には、結構な肥満体だったりします。
なので、この手の方から相談を受けても、お金を貸すことは絶対にありません。
餓死しそうな場合は、社会福祉協議会に行けば、コメと缶詰めくらいはくれます。
しかし、世の中には、いろんな方がおりますが、食いつぶしてしまい、赤の他人に、お金を恵んでもらう状態になるまで、危機感の無さは異常と言えます。
どんなに家賃滞納中であっても、多少の生活費として、数万円程度は残しているのが普通ですし、まったくのオケラなんてありえません。
保証会社の人たちも、この生活費を取り立てようと言うのですから、もともと無理筋ですよ。どんなに脅かしたって財布は固いでしょう。
ホームレスの人たちが、ガード下や、河川敷に住んでますが、彼らは、「すでに一線を超えてしまった」人たちなんですよね。
この寒さの中で、死なない方が不思議ですし、不衛生な環境で、病気になりそうです。
女性のホームレスは、まず見かけませんが、これは、女性の方が危機意識が高いので、落ちるまえに手を打っているのでしょう。
こうした、人生を送りたくなければ、「安くても、労働する習慣をつける事です。」
習慣が変われば、流れも変わる、流れも変われば人生も変わる。
理屈よりも、まずは動くことです。
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