先日の記事で、「ピタットハウス大森東口店 電話: 03-5753-3550」を運営するアイディサービスが、賃貸借契約を締結するに必要な、保証会社との保証委託契約を隠蔽して、消費者を騙して契約させたとして訴訟に発展している事件です。
もちろん、重要事項説明を実施するのは「宅地建物取引士」という国家資格を有するものが、お客さんに正しく説明する義務を負います。
もちろん私自身も、宅地建物取引士を有しておりますが、ピタットハウスの,
「徳田氏」の仕事ぶりでは、お客さんとのトラブルに発展することは時間の問題だったでしょう。
なお、裁判記録を閲覧しますと、被害者は「保証会社の加入なんて聞いていない!」「どこの保証会社名なのかも聞いていない!」「保証更新料なんて初めて聞いた!」と怒っているのです。
これに対して、この「徳田氏」は、重要事項説明書に「保証会社 初回保証料4万8600円」と書いてあるのだから、一般的な読み書きのできる人間ならば、保証会社に加入することは簡単に理解できるはずだ!」と開き直っております。
自分の説明不足を棚に上げて、「理解できないのは客が悪い!」と言っているのです。
私からして見ますと、謝罪するどころか、開き直る姿勢は如何なものでしょうか?
「保証会社 初回保証料4万8600円」とだけ記載しておけば、重要事項説明を正しく行ったと旨を張って言えるのでしょうか?
徳田氏と同じである、有資格者の私からしても、「不完全な説明」と断言できます。
この方は、重要事項説明の大切さを理解していないのか?
それとも面倒なことは省略しているのか?
このどちらかだと思います。
私の認識している重要事項説明とは、相手方に対して良く判るように述べ、説き明かして教えること、理解させることであり、重要事項説明書をただ棒読みするだけの行為は重要事項の説明と決していえず、相手が誤解していることを知りながら,さらに詳しく説明をしなかったときは、説明義務を果たしたとは言えないと考えております。
◆ピタットハウス大森東口店
(宅地建物取引士 徳田氏が作成した重要事項説明書)
◆他の宅地建物取引士が作成した重要事項説明書
これって、どう考えても徳田氏の手抜きですよね。
仕事に慣れて来ると、こうした手抜きをやってしまうのでしょうね。
読者の皆さんはどう思いますか?