裁判傍聴記録です。
アパートの家賃滞納をしたとして、明渡訴訟をが起こされていますが、この物件を管理している、「ワイ・ティ・シー やまのて不動産」が、入居者に嫌がらせをする為に、貼り紙を貼り付け、カギを無断交換して入室できないようにした事実を認めておりました。
やまのて不動産
https://www.yamanote-trust.jp/company.html
こうした貼り紙は、もちろん違法なので、損害賠償金を支払う必要がありますが、裁判を傍聴していると、慰謝料は20万~30万円位でしょうか?
あと、気になるのは、この入居者は保証会社(アイウィッシュ賃貸保証)にも加入しており、代位弁済をしたから立替金を支払えと督促を受けている点です。
なんか不思議ですよね。
やまのて不動産 → 「6か月分滞納しているから払え!」
保証会社 → 「代位弁済をしたから立替金6か月分を支払え!」
入居者は、6ヶ月の滞納であることは、認めているようですが、やまのて不動産と保証会社の主張を合わせると、「12か月分滞納」という事になってしまいます。
この矛盾点を整理すると、やまのて不動産は、保証会社から代位弁済を受けていたにも関わらず、家賃の2重請求を行っていた事になります。
それとも、保証会社が代位弁済をしていないにも関わらず、代位弁済したと嘘をついて、架空請求をしていた可能性があります。
この辺の矛盾点も、裁判で争われましたが、最終的には「やまのて不動産側が、保証会社から代位弁済を受け取っていたにも関わらず、ウソの訴訟を起こしていた事実を認めました。」
もともと、この事案は、「明渡し訴訟」のはずですが、事実関係が二転三転しており、なぜか裁判長も、入居者の味方をしている感じに見えましたね。
この裁判は、目が離せません。
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