令和2年1月24日の判決では、原告である、静岡セキスイハイム不動産の請求が棄却される判決が下されておりましたが、控訴期限までに控訴手続きを行わずに、確定しました。
判決文
原告 静岡セキスイハイム不動産
被告 元賃借人
主 文
1 原告の請求を棄却する。
2 訴訟費用は原告の負担とする。
なお、事件の概要に付いては、過去の記事をご覧ください。
裁判を傍聴していた記者によりますと、この静岡セキスイハイム不動産は、債権回収(滞納賃料・原状回復費用)にあたり、ヤミの取り立て屋である、オーロラという業者に、回収手数料45万円を支払う約束をしていたことです。
オーロラの取り立ては、闇金と同様な手法で行うので、かなりの嫌がらせ被害を受けます。
このオーロラの過酷取り立ては、不動産業界に身を置くものでしたら、誰でも知っている悪徳業者です。静岡セキスイハイム不動産の山本部長が、オーロラに債権回収を依頼した訳ですが、山本部長によれば、「オーロラが違法な債権回収をしたとしても、弊社には無関係である。」と開き直っておりました。
しかしですね・・・セキスイハイムと言えば、積水ハウスのグループ会社でもあり、こんな上場企業の部長さんが、違法な業者に高額な手数料を支払ってまで、反社会勢力と手を組むなんて、断じて許されるべきではありません。
しかも「オーロラが違法な債権回収をしたとしても、弊社には無関係である。」などと言ってますが、逆に言えば「違法業者オーロラの債権回収を容認している」訳です。
通常であれば、「こうした取り立ては違法であるから、直ちに中止させる」というのが、一般常識人の考え方であると思うのです。
オーロラと言えば、スポットですが、TVCMまで流していますが、このCMって、
倒産したサラ金(武富士)とソックリですね。なんか関係があるのでしょうか?
オーロラのCM
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