賃貸トラブル相談室報道局【借主専用】

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退去立会い時のサイン

読者の方からの相談がありましたので、お答えします。

 

質問内容

5年間住んだアパートを退去するときに、管理会社の立会いがあり、立会い書にサインを求められたので署名しました。そうして1ヶ月経過したのですが、管理会社から修繕費として、29万5千円の請求を受けております。私としては、この修繕費には納得していないのですが、管理会社は「サインをもらっているので問題ない」との一点張りですが、どうにかなりませんでしょうか?

 

こうした相談は良くありますが、立ち会書にサインをしてあれば、直ちに修全費用を負担する事を承諾したものではありません。一般的には、立ち合い時において修繕費用明細が具体的に提示されることは稀です。

 

なぜなら、修繕明細を作成するには、例えばどの部分のクロスを張り替えるか? またその面積は何平米なのかを確定させなければ明細書を作成できませんので、短い立会い時間内で、これを作成することは困難です。

 

私も年間で、100件以上の立会いを行っておりますが、入居者さんとの毀損部分の確認作業だけでも30分ほど掛かります。

また、入居者さんが退出された後にも、クロスの張替え部分を区分けしたり、キッチンのサビ・浴室のカビ・トイレ汚損チェックなども細かくチェックして、その修繕費用までを算出するには、最低でも2時間位は要するのです。

 

よって、入居者さんと二人で確認している時間は、ほんのわずかなのです。入居者さんも早く帰りたいと思っているので、手短になってしまいます。

 

そうすると、立会い書にサインしたのは、「立会いにて毀損部分があることを確認したでけであり、管理会社の29万5千円について承諾した訳ではない」のです。

 

あの立会い書を見ますと、金額欄や請求明細は、後から書き足されたものですから注意が必要です。

 

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