コロナ禍により、リーマンショック以上の失業者があふれておりますが、そんな中で全保連による詐欺訴訟が提訴されております。
相談内容
初めまして、私は保証会社に全保連が入っている物件での東京の賃貸アパートで、現在進行形で明渡請求訴訟を起こされている者です。
3ヶ月分の家賃未納による賃貸明渡訴訟
原告は大家さん
原告代理人弁護士 森田雅也
原告代理人復弁護士 金 浩俊
(どちらもオーセンス所属)
被告は私です
賃貸借契約解除の通知書到着から5日以内での支払いは無し
しかし訴状が届くまでに全保連が立て替えていた3ヶ月分の家賃は全保連に支払済み
現在答弁書の作成中です。
法テラスを利用し、弁護士と相談したところ訴状内容の3ヶ月分の家賃を全保連が立て替えたという証拠と私が全保連に支払った証拠が必要であると指示され、全保連に連絡したところ
「管理会社に支払っているからそちらの着金の書類をもらって下さい。」とのこと。
そもそも3ヶ月未納だったという訴訟なのだから、そこから着金の書類が出てきたら、事件自体発生していないのでは?と疑問に思いながら管理会社へ連絡しました。
管理会社の返答
「それは全保連がやるべき事であなたがすることではないし、管理会社がやる事でもない。答弁書は裁判所で書き方を教えてくれるから弁護士よりそっちに行ったほうが良い。」との回答でした。
なんだか訳が分からなくなり、いろいろ調べた結果こちらのブログにてなりすまし訴訟というものを知りました。
全保連が家賃の立て替えをしていないのならこの訴訟は理解できるのですが、立て替えをしておいてその証拠を出さないと言う部分に悪質さを感じました。被告に不利すぎる上に、言うなれば原告から証拠貰ってくださいという破茶滅茶な提案。どうなっているのやら。
月曜日になったらもう一度全保連に連絡を入れて、もしはぐらかされるようであればそこも含めて答弁書に記入して裁判所で答弁書の最終調整をして提出予定です。
ちなみに訴状に全保連というワードは一言も出てきていません。(管理会社曰く、それも答弁書に書いたら良いですよ、とのこと)
管理会社の方が割と親切な方だったので、内容が理解できました。
裁判自体は来月です。
個人的な理由で家賃の滞納を3ヶ月累積してしまっていたのは私の落ち度なので今後はより注意して家賃を支払う予定です。
現在未納分は無く、もう7年ほど住んでいる物件で特に引っ越す理由もないので住み続けたいと思っているので、なんとか頑張りたいと思います。
※当報道局のコメント
コロナの影響で、失業者の増加や、予期せぬ賃金減少により、やむなく家賃が支払えなくなったりする事例が増大しております。
政府でも、社会福祉協議会による緊急融資(20万円)や、住宅確保給付金なども実施している状況です。(融資実行まで早いので利用を勧めます。)
こうした社会情勢であり、大家さんも全保連から代位弁済を受けており実質的な損害は皆無なのに、わざわざ経費をかけてまで、明渡訴訟をする必要はないのです。よって、本事案は100%なりすまし訴訟であると断言します。
この相談者さんへのアドバイスですが、今後の家賃はすべて法務局へ供託することをお勧めします。
また、「管理会社の方が割と親切な方だったので」の部分ですが、
これは勘違いしない方がよいです。訴訟の手伝いをしているのは管理会社なので、貴方は騙されております。訴訟委任状を大家に要求したのは、管理会社も絡んでます。
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